Rain




さあ、絶望と孤独の狭間へ
そこで見つけたものは決して貴方を裏切らない
安心してお眠り、僕の愛しい吸血鬼
僕に食べられるその時まで・・・・・






MeNu

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【光】



――・・・僕は全てを失っても良い――・・・




消えてしまったのは何時からだろう。
太陽のように、月のように、僕のそばで笑っていた君が。

最期に見たのも弱々しい彼女の姿・・・。
蒼白い顔はまるで蝋のようだった。
「大丈夫よ。」と、僕の問いかけに対して答えた彼女は笑わなかった。
冷たい瞳に僕を映し、機械的に返事をした彼女を・・・・
痛々しくて見ていられなかった・・・。


いや、それよりも、彼女に裏切られた気になっていたんだ。
きっと、僕は。



・・・・・全てを終わらせようと決めたのは、僕の独りよがりだったのだろうか・・・・
そんなことは無いと信じている。でも・・・・
最期に笑った彼女の顔が頭から離れない。
「さよならだね。」




土砂降りの雨に打たれながら、そんなことを考えていた。
僕のした事は正しかったのか正しくなかったのか・・・。

・・・・――ただ一つ・・・・確かなのは・・・・もう彼女は笑ってくれない――・・・。
・・・・・・二度と。




・・・もし彼女の笑顔が取り戻せるなら、僕は何でも投げ出しただろう。
命さえも。
2度と取り戻せないと知っていながら何故したのか・・・?
そんな事はもう、分からない。



――・・・・もう一度、君が笑ってさえくれるなら・・・。

[ 最期くらいは,僕の腕の中で君を散らす ]




後述 時間軸は、【月】⇒【光】です。












【月】



月が辺りを照らす頃。

君は今頃どこに居て、
何をしているんだろう。
月明かりを見ては
そんなことを、君の事を、思う。




同時に、闇に溶け込む自分を見て
暗く、深く、封印していた記憶に触れて
より黒白の世界に堕ちる。

全身がガラスで出来てるみたいに
周り全部を傷つけて。
近づくヒトを何もかも信用できないと決め付けて。



・・・――今だってそうだ――・・・。

でも、君が居てくれるなら、微笑んでくれるなら、
・・・・変われる気がする・・・。

愚かな考えでも、
ただの都合のいい夢想であっても・・・
・・・・最期の希望にかけてみたいんだ・・・。


暗い暗い闇の中・・・君のことを考える・・・。


こんなに明るい月夜の晩は。


[ 君と僕、月と闇夜の妥協点。 ]











【雫】


真珠も雫も海に落ちたら溶けるでしょう。

あなたの涙もきっと。



[  痛みもいつか、喜びに変わる日が来るから、きっと。 ]    











【未来】


逆戻りを始める時計。

流れ落ちる時間。



・・・・――もう未来なんて誰も知らない――・・・・



[ 未来なんか要らない.人は過去に生きる・・・・そんな時代、良いんでしょうか?・・・・ ]







後述 短いです。授業中に考え付きました。


 







【世界】

世界が壊れれば良いと願った

何もかも自分の思い通りに行かなかったから。

皆私から離れていってしまうから。

永遠なんて有り得ない事を知ったから。

真っ赤に燃える様に堕ちていく夕日に願った。

その途端、

太陽は陰り

地平線から覗いていた月は輝きを失った。

みるまに時は流れ、

暗くなった空に瞬いていた星は空から零れ落ち

世界を壊す。


全ての終焉だった。

世界の・・・・・・・終わり。

全てを包み込むように燃える、

紅い紅い炎を私は呆然と見つめていた。

何も感じなかった。

悲しみも、後悔も、驚きも、何も。

何も考えられなかった。全く。

ただ、ただ、涙が流れ出た。

何で泣いてるかなんて自分でさえ分からなかった。

ただ、後から後から涙が出てきて止まらなかった。



・・・・・・・・ここで、私は目覚めた・・・・・・・・。

全ては夢だったのだ・・・。

だが時々思う・・・・あれは本当に夢だったのか・・・?

私が願ったために一度この世界は滅んだのかもしれない・・・。

・・・・・それを、確かめる術はないけれど・・・・・。




それ以来、私は世界の終わりを願わない。

そして私は、

あの時の様に、

燃えるように真っ赤に堕ちていく夕日を

・・・・・・・・・見たことがない・・・・・・・


[世界を終わらせる方法は、世界じゃなくて、今の貴方を終わらせることです。]




後述 これは元々短かったのを長くしました。
元の詩は↓です。乗せときます。
個人的に、短い方がすき((ぇ


太陽は陰り、

月は輝きを失う。

星は空から零れ落ち、

世界を壊す。



全ての終焉。

世界の終わり。











【道】

この先に何があっても歩いてく。

後悔なんてしたくないから僕は行く。

そう決めたから。

だから僕は何があっても歩き続ける。

この命が続く限り。

絶対に止まらない。

歩いてく。

目の前に果てしなく広がるこの道を。

たとえその先にあるのが死でも。

後悔なんてしたくないから・・・・。


[ 後悔はする。でも自分が選んだ道だからしょうがないんだ。]




後述
燕の。











【荒野】

どうしてだろう。

目の前に広がるのは荒野。

何も生み出すことのできない乾いた大地。

まるで僕みたいに。




どうしてだろう。

空は燃えるように紅い。

まるで血に染まったみたいに。

今の僕みたいに。




どうしてだろう。

気が付いたら僕の大切な人たちは皆死んでた。

僕の手が真っ赤なのはきっと僕が彼らを殺したから。




どうしてだろう。

死んだ彼らの犯した罪と、

彼らを殺した僕の罪は溶け合って

僕が全てを背負っている。




だから僕は今日も死ねずに

いつまでも同じ、燃えるような空の下、

乾いた大地に座り込んで、

何かが変わるのを待っている。

死ぬことも許されず、

いつか何かが変わるかもしれないという

儚い希望にしがみついて

今日も荒野に座ってる。



[ 死なないんじゃない、死ねないんだ。 ]






後述
この子は吸血鬼で800年を越す寿命を、
たった一人で生き抜く決心をした孤独な少年です。


 







【願い】

「行かないで。」

「消えないで。」

そんな叫びは全部青い空に吸い込まれてしまった。

・・・・・声が枯れるほど叫んだって、無駄だった・・・・。

「・・・・嘘つき。」

空に願えば、願いは叶うと言ってたのに。

「・・・ちっとも叶わないじゃない。」

私の、ネガイ。

たった一つの小さな、小さなネガイ。

叶わなかった。

空に溶けていってしまった。

空に溶けて行った私のネガイ。

ネガイが、空から落っこちて来やしないかと、

青空を覗き込む今日の天気は、

晴れのち・・・願い。


[ ----届かぬ願いだからこそ、きっと....追いつける---。 ]



 







【道化師】

ヒトは脆くって、儚くって、でも強い。

何があっても大丈夫。そんな風に見せてしまう。

それすら痛々しいほど。傷ついてたんだ。

ホントハ。

嘘吐キ達ガ支配スル、コノ終ワリナキ童話ノナカデ

出口ヲ求メテ彷徨ッテイルンダ

ホントハ。

僕ダッテ出口ヲ探シテ足掻イテイタダケナンダ。

ホントハ、ホントハ、ホントハ――・・・・。

残酷な神様の支配する、この世界の中で、

僕だって、道化師に踊らされてきた。


「ダイジョウブ。」


でも、それは言わない。

誰に言ったても大丈夫だなんて保障もないし、

僕は、嘘吐きだから。

残酷な神様が支配する、この世界で嘘を貫き通す。


残酷ナ神様ノ支配スル・・・コノ世界デ――・・・。


[ 受け入れたくない現実は、道化師になって隠すしかない。 ]




後述
受け入れたくない現実(リアル)を、自分で笑って、嘘で塗り固めるうちに、だんだんと自分が道化師(ピエロ)みたいになっていってしまう。
受け入れたくないから、認めない。









【次々と】


暗がりで1本の螺子がはじけ飛んだ。

次々と螺子は飛んでいく。

1度緩んだ螺子は、もう元にはモドラナイ。

記憶が戻っていく。

次々と忌まわしい過去が。

オモイダシタクモナイ、あの記憶が。

木陰で血しぶきがあがった。

辺りを全て紅に染めていく。

消えていった命はもうカエラナイ。

カタチアルモノスベテ、壊レル時ガ来ル。

次々と壊れていくモノ。

次々と生まれていくモノ。

次々と――・・・・呪ワレルモノ。

カタチアルモノスベテ壊レル時ガ来ル。

カタチアルモノスベテ壊レル時ガ来ル。

カタチアルモノスベテ――・・・・呪ワレテシマエバ良イ。

1本の螺子がはじけたように、少しずついろんなものが壊れていって、

壊レテイッテ。

全部はじけ飛べば良い。

世界ガ壊レレバ良イ。

ソレガ、ワタシノネガイデス。

[ お願いです。セカイヲ壊シテ下サイ。 ]


後述
初めに言って置きます。これは僕のことじゃないです。
ここまで暗くないです......多分
何かに自信がもてなかったら世界全てを壊してしまおうとする。
不安定なコドモの詩です。



 








【明日】

何かによがって拭おうとしても、

誰かを頼って拭おうとしても、

拭いきれない不安がある。

受け入れてくれなかったらどうしよう。

私が要らないって言われたらどうしよう。

そんな不安が付いてまとった。

だから、誰か、

「私ヲ必要トシテ下サイ」

ずっとそう思ってた。

でも、どんなに否定しても、必ず時は巡って

明日が来る。

今日が駄目ならせめて明日。

あなたに笑顔で会えるように。

がんばって今日を生きてます。

[ 巡る時に負けないように精一杯に今日を生きよう ]


後述
最近、暗いのばっかり書いてたんで、たまには明るいのも・・・。
でも、これは何ていうか「いいたいことストレート」って感じで、
意味が分かりやすくて、素直な詩って感じですね。
でも、考えたら人生で、2007年の8月1日って言うのは今日だけで、
もう2度と巡ってこないんだなー・・・って思うと不思議ですね
だから、悔いはあっても良いけど、今日を精一杯生きようと思います。


 







【コノ世界】


粉々に砕けた鏡。

もう役目を果たせなくなって、道端に捨てられた鏡。

もう何も、映せない鏡――・・・・今のあたしみたいに――・・・。

そう決め付けてた。

自分の役目を果たせないモノはもう世界で生きる術は無いと。

でも、道端に捨てられた鏡にも、世界は映ってた。

粉々に砕かれた鏡の上にも新しい景色が映される。

なら、あたしだって。

砕けて、人を映すという役目はできなくなったけど、

それでも、何かを映せる鏡みたいに。

あたしだって、あたしの役目ができなくても、

あたし自身の存在価値はもっと違うトコにあるはず。

相変わらず景色を映し続ける鏡を背に、私は旅に出た。

あたし自身の価値を見つけるために。


[ 貴方の価値は貴方が決める ]



後述
「"人から見た貴方"で、貴方自身の価値が決まったりはしない」。
これは、分かった方も多いでしょうが、イメージは千と千尋の神隠しのテーマソングから。


 







【空唄】


人は、空に還る。何時の日か。

空から堕ち、地上に生きる人。

太古には空に住んでいた人。

何時の日か、空に還る、人。

在るがままの時を捻じ曲げ

自然を力に変えて欲の赴くままに生きる、人。

故に神から見放され、地に堕ちた、人。

世代を超え、太古の記憶を失くし、

地上に巣食う、人。

地に住む神からも見放された暁、

彼らは何処に往くだろう。

住処を求め、彷徨う人々を、空の雲が笑うだろう。

地上の草木が見るだろう。

人は、絶えるだろう。

だからその前に、空に還れ、人よ。


[ 空に浮かぶ雲が、堕ちた人を嘲笑う。 ]


後述
空に還らなければいけないでしょう?
たとえ、その翼が方翼でも。
天を目指して飛ばなければいけないでしょう。

 







【記憶】


弾け飛んだ螺子。

捩くれた夢。

砕け散った窓。

届かない希望。

総てを照らす朝日。

汚れた自分。

窓は赤くて、外は白い。

天井は低くて、床は遠い。

掠れゆく意識。

たぶんもう2度と目覚めない、

終わりの無い夢。

もしも

もう一度、目覚めることができたなら、

誰か僕を助けてください。


[ 最期の記憶は終わらない夢 ]


後述
これは男の子の詩です。多分彼はもうじき死にます。
これが彼の最後の記憶になるんでしょう。
終わらない夢がほしかった、男の子の哀しい話です。


 







【鏡】


そっくりな自分。

もう一人の自分。

反対の自分。

隠された自分。


鏡が、割れた。


捩じくれた自分。

バラバラの自分。

ひび割れた自分。

自分の欠片。

飛び散った自分。

慌てて元に戻したけど、

欠片は幾つか無くなって。

写った私も足りないまま、

バラバラの鏡に映ってる。


[ 鏡に映るのは自分自身 ]

後述
鏡好きです。
昔から、なんであんなのに写るんだろうなー。と思っていました。
光の屈折や直進を習った今でも、はっきりとは分かりません。
鏡って綺麗で怖いですよね。なんとなく冷たい感じがします。
昔から黒魔術の儀式に使われたり、逆に魔除けとして使われたり・・・。










【 沈黙 】



ねぇ、何寝たフリしてるの?

起きて、ボクと遊んでよ。

ちょっと、聞こえてるの?

そんなに真っ赤に成っちゃって。

何?動けないの?

うん。そっか。

サヨナラなの?

つまんないの。

結局君も彼等と同じだったんだね。

ちょっと遊んだだけで壊れちゃった。

ねぇねぇ、誰かボクと遊んでくれない?

今度はもっと、壊しがいの在る子が良いな。




後述
黒鶫の詩。君、性質悪いわ!!
でも結果としてこの後、黒鶫は出来の良い玩具を見つけて満足します。
それまでに出来の悪い不良品(ガラクタ)が何体散っていった事か......。
性格歪んでるね.....。










【 歪ンダコノ命 】



薔薇、黒、紅、白。

薔薇。バラ。ばら。 ば ら ?

片割れを失って死にそうな俺。

主の玩具の僕。

嗚呼、運命とは残酷な。

死んじゃうのかなぁ?

(ねぇ、君には聞こえる?)

誰か僕を。愛して、くれますか?

(壊れて、崩れて、灰になる。終焉の狂想曲が?)

思い出の中に君を探してる。生きてる、生きてた、君。

過去の記憶はもう捨てた。

俺の存在理由は殺戮兵器。

そして僕には存在理由がなくなった。

(互いに、誰かの手の内で?)

逃げられないわけ?

哀しいね、本当に。

お互い、残酷な命。

何時になれば、俺は君を諦められる?

何時になれば此処から逃げられる?

黒、紅、白、薔薇。

埋もれていく窒息しそうな香り。

薔薇。バラ。ばら。 ば ら?

「残酷な世界で生きているんだ。お互い。」


後述
不知火と紅夜の詩。不知火は昔失った双子の片割れを思い出の中に探し続けている。
そして紅夜は主に玩具として薔薇園に監禁されている。
一体如何したら逃げられるんだろうね?




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ギャラリー


rekia様








【常闇】



月が雲に覆い隠され闇が世界を包む夜には

常闇の記憶の封印が・・・・・・・解ける。





常闇の中で、

祖国を守るため、愛する人を守るため、そのために兵士になった。

この闇の中を導いてくれる光を探しながら。


なのに・・・・戦っているうちに敵の兵士にも、

家族が居て、守りたい物があって、

そのためにココに居るんだと思ったら、

どうしようもなくなった。


・・・・・誰かを撃つ度、殺めるたび、少しずつ、少しずつ・・・・

何か、大切な物を失っていた気がした。






暗い闇夜を渡る様に生きてきた私は、

常闇の中で、唯一の灯火だった君が、

永久の眠りに就いたと知った。


常闇の中を、君という光を失った私が渡れるはずもなくて。

何もかも、あの、暗く暗い闇の中で亡くした事もあって。

・・・・――それでも今の私がある――・・・・。


ただ、常闇の中で、

私が何かを失ってしまったのは確かだ。

料理をしているのだって、私のこの手が、何かを殺めるだけではなく、

人を、笑顔にさせる事もできると思いからだ。



ただ・・・ただ・・・確かなのは・・・・・今ココに私が在るという事・・・。

そして、今、幸せだということ・・・。




ただ、こんな闇夜には常闇の記憶の封印が解ける。

そして、かつて常闇の中で私を導いてくれた君、

永遠に私の前から去ってしまった君を・・・・・・思い出す。

こんな風に、月が雲に覆い隠され闇が世界を包む夜には。






【受け取り完了】





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thanks!!



(★→h)
・壁紙とバナー台お借りしました→★ttp://swordfish.heavy.jp/blue/yellow.htm←



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素敵サイト様


 相互
詩コンへの入賞が非常に多いサイト様です。
並べられた言葉が綺麗です。



 相互
管理人さんとお友達です((●Δ●))
雰囲気のある詩・・・・・って素晴らしいですね(遠い目)





 相互
いろんな雰囲気の詩を書いていらっしゃいます。
実は以前からコソコソ通ってました←←
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My Banner






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