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光と闇の攻防戦

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ライトサイド・序章

天気の良い清々しい朝のことだった。ネオピアバザール片隅、コスメショップの裏通りに、準備中のテナントがあった。
「おはよ~う!」
店の奥の家で、フロットサムの少女が、明るく食堂に降りてきた。
「おはようございます、ジリアン」
ニッコリと、食堂で新聞を読んでいたループの紳士が答えた。
目つきの悪いイアリーの青年は不機嫌そうに片手を上げた。
キッチンでは、アイシャの少女が時計やキッチンタイマーにあたふたしながら料理をしている。
「ねぇ、女王様から依頼はないの?」
「今のところは……」

PPPPPP……

「あるみたいですね」
突然のコール音に、皆苦笑する。ループの紳士が席を立ち、通信スイッチを入れる。
『おはようございます、フィオラ女王陛下』
四人は起立して、テレビ画面に映った女王に挨拶した。女王は優しく微笑み返し、
「おはようございます。朝早くで悪いのですが、早急に調査して欲しいことがあるのです」
女王は沈んだ様子で告げた。
「最近、おかしな組織がペット達をそそのかしているようなのです。
詳しくは未だ分かっていませんが、めざましいスピードでメンバーが増えているようです。
危険は承知ですが、F.S.I.の皆さんに視察をお願いしたいのです」

『御意』
間伐入れず、四人が声をそろえた。女王は安心したように微笑み、
「任せましたよ」
言ってふつっと通信を切った。レインスはすぐ、何事もなかったかのように朝食を食卓に並べる。
「さて、食事が終わったらF.S.I.出動しますよ」
『オー!』
F.S.I.――フィオラズ・シークレット・インスペクター(Fyora's Secret Inspector)
彼らの仕事は、ネオピアのペット達を、悪の手から守り、救うことである。
**********

ダークサイド・序章

薄暗い会議室。ウォッキーの少年が暇そうに天井を仰いでいた。と、
「わぅ、レフじゃん。久しぶりだねー!」
アイシャの少女が賑やかに部屋に入ってきた。ウォッキーの少年――レフはじろっとアイシャの少女を睨んで、
「遅ぇよアリス。まぁ、来てねぇシルエとかドミンゴよりマシだけどな」
「あはは、悪かったわね。ま、シルエはともかく、ドミンゴは来ないわよ。自由奔放だもん」
クスクス笑いながら、レフの向かいに腰掛けるアイシャの少女――アリス。レフはチィッと舌打ちした。
「お待たせ致しました」
音も気配もなく、占い師風のウスキの少女が部屋に入ってきた。
レフはビクッとして思わず身構え、アリスは肩をすくめる。
「じゃ、ドミンゴは無視することにして、貰った命令書渡すわね」
アリスがどこからともなく紙を取り出し、二人に渡す。二人とも紙を貰って一読し、すぐにランプの炎で灰と化す。
「それじゃ、私はこれで」
あっさりとシルエはきびすを返し、部屋を出て行く。
「早! 質問とかないの?」
「任務は遂行するのみです」
アリスが驚いて声をかけるが、気にせず答えてシルエは部屋の扉を閉めた。
レフはその姿を睨んで見送ったまま、
「食えねぇヤツ」
「まぁ、あれで仕事はちゃんとやってくれるし。
レフもぬかりなくね。あたしはドミンゴ探して司令所渡してくるわ」
「了解」
二人は同時に席を立った。

**********

続きは外サイトにて。
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