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+TOP+ ようこそguestさま。 お待ちしておりました。 ここはとある村の小さな図書館。 どうぞ、お好きな本をお取り下さい。 テラスには紅茶もご用意しております。 ──心ゆくまでご堪能くださいませ── +更新履歴+ 06/9/11:3章UP +Text+ 夢の合間に(執筆中):ネオペットトリップ話。 すべてがいつも通りのハズだった。 そう、あの瞬間までは。 ─夢の合間に─ +第1章+ 私がネオペットに出会って、もう2年が経とうとしている。 今まで何にも熱中する事が出来なかった私からすると、これは新記録だ。 いつものように探検をし、ボードを回る。 これが私の日課だった。 私にとってネオペットが現実で現実は夢。 ネオピアの世界に住めたらどんなに良いだろう── いつもそんな事を考えていた。 「よし、今日も探検するか。」 誰もいない部屋でそう呟き、サイドバーの"探検"をクリックする。 探検のページに飛んだとたんランダムイベントの表示があった。 「あ!何かがおこったぞ! あなたはとてもラッキーですね! あなたはスタッフによって選ばれたのです! 20秒後にジャンプします。」 何これ── こんなランダムイベントあったっけ? とりあえず20秒待ってみる事にする。 ジャンプって…どこにジャンプするんだろう。 10秒…15秒…20! 突然、パソコンの画面が奇妙に揺れた。 え?何…壊れた!? 慌てて画面を触る。 その瞬間、何かに手を引っ張られ私はパソコンの画面に吸い込まれた。 「きゃぁぁあぁああああっ!!!!」 怖くて目が開けられなかった。 その間もぐんぐん体は引っ張られていく。 もう…!何なのよこれ!? しばらくして私を引っ張っていた何かに投げ出された。 ドサッと大きな音をたてながらお尻から落下。 「ったぁ…」 訳が分からなくなりながらも辺りを見回すと、なにやら見慣れた景色。 「なんだろう…見た事あるような…。」 たくさんの変な形をしたものがたちならぶ。 よくみてみると、ハンバーガーの形をした建物や顔の付いた木…本の形をした建物… 「ここ…もしかして…!!!!」 言うまでもなかった。ここはまさしくネオピアセントラルの町並み。 そう、私は何故かネオピアの世界にトリップしてしまったのだ。 +第2章+ どういう事…!?何が起こったの…!?これ…何!? あまりに突然に色々な事が起こり、頭はパンク寸前。 とりあえず落ち着かなくちゃ…!! 「あのー。」 突然、後ろから誰かに声をかけられた。 私が慌てて振り向くと、そこには眼鏡をかけた女の人とブルーループがいた。 人間がいたという安心感とやっぱりネオペの世界に来てしまったと言う不安が心の中で渦巻く。 「もしかして、あなたもトリップしてきたんですか?」 女の人は私に優しく声をかける。 あなたもと言う言葉が頭の中で響く。 私だけじゃなかったんだ─ 私は小さく頷いた。 「私もあなたと同じでつい最近ここに来たんです。 私は星野 月夜って言います。月夜って呼んで下さい。こっちは」 月夜さんがループを指さして言う。 「私の相棒のジョン。」 ループが軽く会釈する。 私も会釈し返す。 「あなたのお名前は?」 「あ、私あゆむって言います。」 聞きたい事が山ほどあるのをグッと堪え、名前だけ告げた。 すると月夜さんは驚いた顔で 「あゆむって…もしかしてayumuさんですか!!?」 と言う。 この人…なんで私の事知ってるんだろう…。 まぁ、ボードにしょっちゅう居るしおかしくはないけど。 「はい。ayumuです。」 こっちは全く知らないのに、向こうがこっちを知っている。 なんだかとても変な気分だった。 「私、chiyoko12ってユーザー名を使ってたんですけど…分かりませんか?」 chiyoko12…って確か前イラストを描かせて貰った人…だったような…。 「私がイラストを描かせて貰いました…よね?」 違ったら悪いと思い、控えめに聞く。 月夜さんの顔がぱぁっと明るくなった。 「うわー!覚えて下さってたんですね!嬉しいです!」 私はどう言っていいのか分からず情けなく笑った。 それにしてもどうしよう…。 月夜さんのペットがいるって事は私のペットもいるのかなぁ…。 憧れのネオペットの世界にトリップしてきたのは良いものの、この世界の仕組みは分からない事だらけだ。 ネットとは違うところも随分あるだろうし…。 そんな事を悶々と考えていると突然一人の妖精が空から舞い降りてきた。 「ようこそネオピアへ。ayumu。 私はここの案内人のシルエ。 あなたにここの仕組みを教えるために来ました。 あなたの名前は…あゆむで良かったわよね? っと…あら…月夜、お久しぶりね。」 シルエと名乗った妖精は唖然としている私を放って月夜さんと話し出した。 どうやら月夜さんがここに来たときの案内人もシルエだったようだ。 楽しそうに話している二人を見て私はどうしたらいいのか分からず、ただボーッと突っ立っているだけだった。 そんな私に気付いたのか、ジョンが月夜さんに言う。 「おい、星野。シルエはあゆむさんの為に来たんだろ。じゃますんなよ。」 その言葉に月夜さんはすまなそうに此方を向いた。 「ごめんなさい、つい夢中になってしまって…。じゃあ、邪魔にならないよう私たちは帰りますね。」 気を利かせてくれたジョンに感謝しつつ私は月夜さんと別れの挨拶を交わす。 「では、また会いましょう。あゆむさん。」 「あ、いえ、こちらこそ…。」 互いに握手を交わし、月夜さんとジョンは帰っていった。 +第3章+ 月夜さん達が完璧に見えなくなったとき、シルエが言った。 「月夜達も帰った事だし…あらためましてこんにちは。あゆむ。」 「あ、はい!ここここんにちは!!」 驚きと不安と混乱で自分でも何を言っているのか分からなくなってくる。 シルエはそんな私を見てクスクスと笑う。 恥ずかしすぎて顔から火が出そうだった。 「そんなに緊張しなくても大丈夫よ。 これから色々説明していくからね。」 シルエは軽くお辞儀をして、ふわっと宙に浮いた。 私は綺麗で堂々とした姿に見とれながら「よろしくお願いします」と言った。 「さぁ、では、行きましょう。私のあとについてきて。」 シルエはゆったりと羽を羽ばたかせ、ふわふわと飛んでいく。 ただでさえ小さな妖精なので見失わないように目をこらす。 こんな事なら眼鏡かけとけば良かった…。 そんな事を思いながら、シルエのあとを追いかける。 今からどこに行くんだろう。 「あのー、今からどこいくんですか?」 私は恐る恐るシルエに聞く。 シルエはふわふわと漂いながらにっこりほほえんだ。 「今からまた今日ネオピアに来た人の所へ行くのよ。そしてその後は秘密。」 シルエは楽しそうにクスクスと笑う。 私以外にも今日来た人がいるんだ。 そう思うとなんだか嬉しくなった。 もうネオペットを初めて何年も経ってるのにここにいると自分が初心者みたいで嫌になってしまう。 同じような待遇の人がいれば少しながら楽になるはずだ。 私とシルエは黙々と歩いた。 そしてネオピアバザールにつくと、シルエが1人の女の人を指さす。 「あの人が今日ここに着いたもう1人の人よ。ユーザー名は…確かnucho_toma、さんだったかしら?」 その名前を聞いたとたん私の胸は激しく躍った。 nucho_tomaさんといえばネオピアでも有名な絵師様で、私の憧れだった人。 まさかnucho_tomaさん、いえnucho_toma様もここに来てるなんて! そしてまさかこの目で拝めるなんて! 私はしばらく放心状態でふらふらとシルエの後をついて行く。 そしてシルエがnucho_tomaさんに声をかけた。 「ようこそネオピアへ。nucho_toma。 私はここの案内人のシルエ。 あなたにここの仕組みを教えるために来ました。 あなたの名前は…史茉で良かったわよね?」 さっきと一字一句違わないセリフをシルエはすらすらといい、小さくお辞儀をする。 nucho_tomaさんは私みたいに緊張したり慌てたり、そう言う様子はまったくみせなかった。 それどころが自分が今置かれている状況を理解して、受け入れている。 さすがだな…なんていうか、大人っぽいというか…、 そんな事をぼんやり考えていると、シルエが私の事を紹介していた。 「それで…こっちはあゆむ。ayumuって名前を使ってたのよ。あなたと同じで今日ここへ着いたばっかりよ。」 nucho_tomaさんはくるりと私の方を向き、にっこりとほほえむ。 「あゆむさんに会えるなんてとっても嬉しいです。史茉です。史茉って呼んで下さい。改めてよろしく。」 なんて綺麗で、大人っぽいんだろう。 きっと長年憧れてたせいもあるだろう。 立ち振る舞い、雰囲気、全てが光って見えた。 ショック呂律が回らなくなっている口を一生懸命動かし、自己紹介をする。 「あ…えと、あゆむです。私も史茉さんと会えるなんて本当に夢みたいです…!こちらこそよろしくおねがいします!」 私は大きくお辞儀をしておずおずと顔を上げる。 史茉さんは相変わらずほほえんで、私に手を差し出す。 「今日着いた者同士仲良くして下さいね。」 私は恐る恐る史茉さんの手を握り、精一杯の笑みを浮かべる。 「はい、もちろんです!」 史茉さんに触っているという事でぶっ倒れそうになりながらも、それだけ言い手を離した。 シルエはまた嬉しそうにほほえみ、 「仲良くなるのはとても良い事だわ!さぁ、そろそろ行きましょうか?」 そう言ってふわふわと飛んでいく。 私と史茉さんはにっこりと笑い合い、シルエの後をついて行った。 続く。 +Link+ ここはリンクフリーです。 もし小説を気に入って頂ければリンクしてやって下さい。 ![]() 素材はこちらから ![]() http://aiko.jpnet.biz/ SPECIAL THANKS!!─出演者さま─ 月夜さん&ジョン 史茉さん 出演順に並んでいます。 |
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